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レポートの説明とサンプル版、お申込み方法

 2015年8月28日
『コンシューマー(消費者)・マーケットトレンド 2015〜2016』
     〜 2015年から2016年の消費展望と2020年までの予測 〜

本レポートの役割

 あらゆる角度から消費者を把握するためのレポートとデータベースです。
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本レポートから読み取れるもの

―進む食の洋食化・小口化・即席化―
 洋食化の傾向から、米、みそ・しょう油、日本酒、鮮魚、和食向けの野菜などの支出が低迷し、世代の交代とともにさらなる減少の危険があります。一方、鶏肉、ヨーグルト、チーズ、サラダ用野菜、ドレッシング、即席性の高い調味料などへの支出は上昇しています。即席めん等の支出増加は、他の穀類への影響として小さくありません。
 同様に、コーヒーが定着し、酒類はワインが再ブームの兆しです。菓子類もスナック菓子が優勢で和菓子が不振、呼応するかのように炭酸飲料と発泡酒・第三のビールへの支出が急上昇しています。
 一方、和食の外食は安定しており、和食文化の啓蒙などの役割に期待できそうです。

ー家事コストの低減・時間節約要望ー
 女性の就労率の上昇の影響もあり、外食や調理食品、即席めん等の需要が高まり、家事の負担を軽減できる家電品(電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機)や家事用消耗品(袋・ペーパー、ラップ類、洗剤類)の支出は安定しています。反面、調理用の器具類への支出は減少しています。

―体験型・コンテンツ型―
 観戦よりもスポーツ教室、スポーツ用品など参加型への支出が優勢です。ペットへの支出も期待でき、ペットとの生活という体験を求めているとも読み取れます。これらは家や自動車の将来の姿に示唆を与えているかもしれません。
 通信費は60代以上の移動電話通信費は上昇していますが、20代以下の世帯ではマイナス傾向を示しました。
デジタル家電はパソコンやカメラが伸び悩み、スマートフォンのハブ機器としての役割やコンテンツ対応の強化が求められそうです。

―実用重視・低コスト―
 住宅は家賃等の低下の一方、光熱水道料の上昇や地震保険料の負担増が懸念されます。家具類は応接セットが安定していますが、それ以外は伸び悩んでいます。
 自動車の購入は回復の兆しが見られますが、ガソリンへの支出が下降傾向であり、実用面での利用が中心になりつつあるようです。一方、自転車への支出は上昇中です。

―即効性―
 栄養剤や健康用の摂取品の支出が停滞しており、一方で症状を改善したりやわらげたりする薬剤や用品への支出が増えているという見方ができます。高齢化により将来の健康よりも現在への対処が優先されていると言えるでしょう。世代交代を考慮し、サプリメントや健康食品は、若い世代への啓蒙活動が必要です。
 全般として書籍から学ぶよりインターネットから情報を引き出したり、調理せずにそのまま食べられる食品が好まれるような「即効性・即席性」を求める傾向が強まっていると言えるでしょう。

―コミュニケーション機会の拡大―
 外食は喫茶代、飲食代などが伸び、コミュニケーション機会の高まりから、被服のみならず靴などへも支出が広がる動きがうかがえます。エチケットとしてのオーラル用品への支出の連動なども読み取れそうです。
 一方で、化粧クリームへの支出は増えていますが、乳液、ファンデーション、口紅等は横ばい傾向です。パーマネントよりもエステ等へ支出が移行し、自分の肌を美しくするナチュラル志向が認められます。


このようなトレンドの把握と、製品やサービスの企画、事業戦略の立案、アイデアの創出にご利用いただければ幸いです。

費目別の支出の概要

◇穀類:米が落ちパンが上昇、生・乾タイプめんは和・洋・中ともに低調、即席・カップめんが増加。
◇魚介類:全体的に支出減、単価の高い品目はさらに不振。米以外の主食の台頭も関連あり。
◇肉類:
豚肉、鶏肉が伸びるが、鶏肉が顕著。
◇乳卵類:ヨーグルト、チーズがどの世代の世帯でも伸長、20代以下世帯でも支出に期待。
◇野菜・海藻類:洋食とサラダ、ドレッシングと関連・相性が良い野菜は堅調、和食・出し用は危惧。
◇果物類:60代や70代以上に支出が支えられる傾向強く先行き厳しい。
◇調味料:みそ、しょう油など基礎調味料は不振、即席性の高い調味料が伸びる。
◇菓子類:和菓子が減少傾向、チョコレート菓子が増加、どの世代でもスナック菓子が人気。
◇調理食品:主食以外への広がり、どの世代でも支出安定、野菜不足をパックのサラダで補う傾向など。
◇飲料:コーヒーが日本人に定着、茶類、ミネラルウォーターに替わり炭酸飲料がどの世代でも支出増。
◇酒類:清酒は不振継続、60代以上でも支出下降、発泡酒がビールに替わり、ワインブームが再来の兆し。
◇外食:20代以下世帯も外飲み、家庭は洋食化だが外食は和食も健闘、多くの世代で喫茶代が上昇。
◇家庭用耐久財・一般家具・室内装備・装飾品・寝具:
    応接セットが安定、ベッドは50代、60代で上昇傾向、寝具類への支出は堅調。
◇家事雑貨・家事用消耗品・家事サービス:
    茶碗や調理器具などの支出は横ばい、一方、家事用消耗品(袋、ラップ、ペーパー、洗剤類等)が増加。
◇主要被服:スーツ回復、女性はスカートよりもスラックス安定、関連でストッキングから靴下へ支出変化。
◇その他被服・履物:男女用ともに靴が上昇、帽子単価が伸びる、手袋への支出にも期待。
◇保健医療:栄養剤下降、健康保持用摂取品伸び悩み、保健用消耗品、コンタクト等支出上昇。
◇自動車等関係費:
   
若い二人以上世帯で支出が改善傾向、自転車への支出増える、ガソリン伸び悩み、駐車場費は下降。
◇通信費:固定電話に替わり移動電話通信費が伸び、60代以上世帯で上昇余地があるも20代は前年割れ。
◇教養娯楽用耐久財:
   
テレビ、ビデオ機器は地上デジタルへの移行の需要先取りから回復できず。PCも伸び悩み。
◇教養娯楽用品:スポーツ用品の支出回復。ペット関連費用も上昇、ゲーム機減少継続。
◇書籍・他の印刷物:若い世代のみならず60代、70代以上世帯でも支出減少。
◇教養娯楽サービス:
   
30代、40代子育て世代でスポーツ向け月謝費用が好調、遊園地入場・乗り物代の支出伸びる。
    外国パック旅行と宿泊代は50代、60代を中心に支出増。
    放送受信料は安定的に増加、一方インターネットプロバイダーへの支出は頭打ち。
◇理美容サービス:
    パーマネントはどの世代でも支出が低下、カット代は安定、その他理美容サービス(エステ等)への
    支出が代替して伸長。
◇理美容用品:
    石けん、シャンプー、歯ブラシ、歯磨き等への支出の上昇が続く。化粧クリームは伸びるも化粧水、
    乳液、ファンデーション、口紅は横ばい傾向。理美容用電気器具(ドライヤ、シェアーバー、電動歯
    ブラシ等)も安定的な支出上昇傾向。
                   
                    分析Source:総務省「家計調査」総世帯、二人以上世帯、単身世帯

本レポートの章立て

T.人口動態と消費の展望

   市区町村レベルまでの人口や職業等の動態のデータベース

U.消費者環境の変化
   給与等の推移と意識の変化、消費者物価指数の推移とまとめ

V.消費者意識と行動
   消費者の消費行動や消費意識の方向性

W.世帯の消費支出動向
   世帯別の主要消費支出の推移

X.世帯主年代別・品目別消費支出分析
   世帯主の年代別×費目・品目別の消費支出推移  2000年〜2014年

Y.品目別消費支出予測
   費目・品目別の消費支出の予測 2000年〜2014年実績 2015年〜2020年予測


レポート体裁
 ・分析レポート(HTML文書:カラービジュアル・情報検索力・社内共有に優れる)
    A4判300頁相当
 ・二次分析、会議や提案書用データのためのエクセルファイル
     分析シート(エクセル)1,700頁以上、データベース6ファイル、
     その他数値表やグラフデータ。
 
サンプル版
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